私たち日精産業は昭和52年の設立以来、東京都青梅市を拠点に高機能樹脂専門のプラスチック成形業を営んでいます。
汎用の樹脂を使わないことが当社の特徴で、成形機の改造・材料の選定・成形技術によって金属部品をプラスチックで製造し、部品のコストを格段に下げています。
汎用の樹脂を使わないことが当社の特徴で、成形機の改造・材料の選定・成形技術によって金属部品をプラスチックで製造し、部品のコストを格段に下げています。
技術紹介
フープ成形
フープ成形は、金属(フープ材)と樹脂の複合部品の成形を1工程で行うことが出来る方法です。
当社の工場では、フープ材のプレス加工から成形加工を一貫して対応できます。
フープ材はそのほとんどが、端子としてハンダなどの後加工が要求されます。そのため、プレスから成形を一貫して生産することにより、移動・保管工程が無くなり、端子の酸化被膜が少ない(ハンダ濡れ性が高い)部品に仕上がります。
当社の工場では、フープ材のプレス加工から成形加工を一貫して対応できます。
フープ材はそのほとんどが、端子としてハンダなどの後加工が要求されます。そのため、プレスから成形を一貫して生産することにより、移動・保管工程が無くなり、端子の酸化被膜が少ない(ハンダ濡れ性が高い)部品に仕上がります。
精密フープ成形
写真は、発光ダイオード装置の基幹部となるLED素子が、発光する光の方向を一定にするリフレクターです。厚さ0.4ミリメートルという業界最小水準のリフレクターを開発しました。
この方式を採用することで、反射用の銀メッキ量が従来の10分の1以下に減り、コストは従来比3割減を実現しました。
スーパーエンプラ
スーパーエンプラ(LCP、PPS、PEl、PEEK他)の成形を得意とし、新しい材料へのチャレンジを積極的に行っています。
樹脂化の更なる可能性
医療機器製造への参入
- 医療機器製造業登録証の取得(登録番号:13BZ201029)
- クリーンブースの設置
超精密成形で培った技術を活かし、進化し続ける医療現場の高い要望にお応えします。高精細なブロック金型を開発し、高機能樹脂と複合材料等で価値のある高精度樹脂製手術器具を実現し、医療機器製造業への新規参入を目指しています。
IVF用ディッシュ
- 5種類のディッシュを開発
- 量産化を実現
IVF(体外受精用)機器用として、計5種類(W Well Dish(2種)/5 Well Dish/クレイドルディッシュ/4 Well Dish)のディッシュを開発し、量産化を実現しました。